タクシー需要予測アプリ「クラスターサーチ」の14日間無料トライアルは、有料プランと同じ全機能が使え、自動では課金されません。つまり、課金前に実戦のフル装備で「自分の営業に効くか」を確かめられる期間です。この記事は、その14日間を全機能を使い切って検証するためのプラン。操作の詳細は公式ヘルプにまとめているので、ここでは「何を・どの順に・自分のスタイルでどう試すか」に絞ります。
お読みになる前に:街の需要・残業需要マップ・ホテル需要・運行情報(駅の赤ピン)は Version 2(iOS版 配信中・Android版は準備中)で搭載される機能です。本記事は Version 2 の機能を前提に書いています。
前提:14日間は「全機能・自動課金なし」
お試し用の縮小版ではありません。需要予測マップも、街の需要も、羽田乗り場予測も、バスタも、残業需要マップも、ホテル需要も、運行情報も、高級店リストも、帰還サーチも、AIアドバイスも——すべて制限なく使えます。しかも、14日を過ぎると停止するだけで、勝手に課金されることはありません。続けたい方だけプランを選び、購入後さらに3日間は無料です。
だからこそ、行き当たりばったりで触るのはもったいない。隔日勤務なら14日間はおよそ6〜7出番。最初の2〜3出番で全機能に一気に慣れ、残りの出番でフル活用して数字を検証する——この構成で進めます。検証の軸は、終始2つだけです。
- 空車で流す時間・流れない乗り場で待つ時間が減ったか
- 根拠を持って動けたか(勘ではなくデータで判断できたか)
毎出番の基本ルーティン:出庫前の5分
クラスターサーチを使い切る人と、使いこなせない人の差は、出庫前の5分で決まります。走り出す前に、この順で見てください。初日から毎出番の習慣にします。
- AIアドバイス——今日・この時間帯の営業方針を確認。「退勤」「買い物帰り」「通勤客」など、方針の起点をつかむ。
- 1週間需要予測——画面上部のバナーで、今日が週の中でどんな日か(給料日・ゴトウビ・連休)を確認。忙しい日か、閑散の日か。
- インフォメーション(ⓘ)——今日のイベント(終演時刻)、バスタ新宿、羽田空港をチェック。「どの時間に、どこで波が来るか」の設計図を作る。
- 街の需要——38エリアが、いつもの同じ曜日・同じ時間と比べて多いか少ないか。「今日はどの街が熱いか」を最初に押さえる。
- メニュー——「高級店リストを表示」のON/OFF、残業需要マップの濃さ、帰還サーチのホームタウンを確認。
この5分で、出番の輪郭が見えます。あとは時間帯ごとに主役を切り替えるだけです。
大原則:時間帯で、主役が入れ替わる
クラスターサーチは「深夜のアプリ」ではありません。早朝から深夜まで、時間帯ごとに効く機能が変わります。
- 早朝:ホテル需要(今日需要が高いホテル発)・羽田乗り場予測(朝の到着便)
- 昼〜夕方:街の需要(いつも比)・バスタ新宿・羽田乗り場予測・イベント
- 夕方以降:残業需要マップ(残業の多い業種が密集するオフィス街)
- 夜:繁華街ピン(19時以降が本領)・高級店リスト(王冠)・イベント終演★
- 深夜:終電需要・運行情報と駅の赤ピン・羽田深夜便
この切り替えを頭に入れておくと、初日から迷いません。
出番1:アプリの一日を、そのまま一周する
初日は、出庫前の5分ルーティンから始めて、一日の流れを通しで使います。早朝〜昼は街の需要で「いつもより多い街」へ向かい、波が合えば羽田・バスタ。夕方は残業需要マップの濃い区画へ。19時以降は繁華街ピン(緑→オレンジ→赤)を追う流し。カーナビモード(ヘディングアップ)を併用し、ピンへそのまま向かう感覚をつかみます。終電後は終電需要ピンで駅前へ。「時間帯ごとに主役を切り替える」体験が初日の目的です。
出番2:判断の「読み」を深める
- 羽田(国内線):一度並んだら抜けられないから、都心にいるうちに行くかを決める。乗り場ごとの到着便リストで、自分がどの便のお客様を乗せうるかを見て、「総合」「ロング」「便数」で単価か回転かを選ぶ。プールに入る直前に、遅延・早着で変わっていないかを再確認。
- バスタ新宿:距離ではなく、便のグレードと発地の県・バス会社で読む。★(平均ロング率)と「リスク有り」で、待つ枠と見送る枠を選ぶ。
- 高級店(王冠マーク):閉店間際の王冠は、飲み直しがほぼなく自宅・ホテル直行——ロングが出やすい。約30店に厳選されているので、1本狙ってみる。
- 競合回避:小さな飲み屋街のピンは最初から表示されています。同業が多い夜は、お客様を降ろした場所の近くにオレンジ・赤の小さなピンがあれば寄ってみる"ついで型"。わざわざ向かわず、時間を無駄にしない使い方です。
出番3:全機能をフル装備で回す
遅くとも3出番目には、すべての機能を使える状態にします。配車アプリとの併用も本格化——国土交通省のデータでは、東京23区などの乗り方は流しが約7割、アプリ配車が2割強(日本経済新聞の報道による)。配車が鳴ればそれを取り、鳴らない空車時間をクラスターサーチで需要のある街・付け待ちへ。GO・S.RIDE との併用が最適です(考え方は配車アプリ併用のコラム)。
あわせて、運行情報(電車が止まったら赤いバナー→駅の赤ピンが10分だけ→運行情報ページで当日の運休を一覧)、帰還サーチ(遠方から需要スポットを拾いながら戻る)、雨天時の駅前需要も、この出番で一度は試しておきます。
出番4〜7:あなたのスタイルで、フル活用する
ここからが本番です。全機能を知ったうえで、自分の営業スタイルに合わせて機能の重心を変え、数字を検証します。
昼型(日勤・昼メイン)のあなたへ
主役は街の需要。「いつもの金曜より、今日は多い」を根拠に次の街を選び、よく走る街を上に固定しておく。夕方は残業需要マップの濃い区画で帰宅ロングを拾い、朝一はホテル需要で今日需要が高いホテル発を狙う。羽田・バスタは、波が合う時間だけ入る。
夜型(隔勤の夜・深夜メイン)のあなたへ
主役は繁華街ピン(19時以降)と高級店リスト。閉店の波を赤ピンで追い、閉店間際の王冠で単価を取る。終電後は終電需要と、電車が止まった時の運行情報・駅の赤ピンで「動く最初の10分」に先回り。羽田の深夜便は、都心を出る前に到着便リストで確認して"最後の1本"を組み立てる。
ロング狙い(単価重視)のあなたへ
高級店(王冠)、羽田の「ロング」並び替え(ロング客が出る出口に近い乗り場)、バスタの★平均ロング率、残業需要マップ(会食帰りより堅い帰宅ロング)、ホテル需要(会食・出張・インバウンド)を軸に。1本あたりの単価と、そこに至るまでの空車時間を記録します。
回転狙い(回数重視)のあなたへ
羽田の「便数」並び替え(客が途切れない乗り場)、街の需要(いま人が多い街で短距離を積む)、閉店ピンの数字(営業中・閉店間近の店舗数)を軸に。空車で流す時間の短さと、1出番あたりの回数を記録します。
新人(保障期間中・土地勘がまだ)のあなたへ
保障期間こそ、配車に頼らない流し・付け待ちの型を作る練習期間です。AIアドバイスで方針を決め、街の需要と繁華街ピンで「客が出る場所と時間」を地図で覚える。帰還サーチで遠方送客後の帰り道も需要を拾う。先輩が何年もかけて掴む需要の地図を、14日間で手元に置けます(新人が営収を上げる基本もあわせて)。
14日間の判断基準
トライアル終了時に見るのは、冒頭の2つの軸です。
- 空車の時間は減ったか。漫然と流す時間、流れない乗り場で待つ時間が、「根拠のある移動」に置き換わったか。
- 判断に根拠が持てたか。「なんとなく」ではなく、「いつもより多いから」「この便が着くから」「閉店が近いから」で動けたか。
クラスターサーチは、現場を知るIT業界30年のエンジニアが開発し、ITに知見のある現役タクシードライバーが現場で検証を重ねた、需要予測に特化したプロフェッショナルツールです。配車プラットフォームが運転席の外側から最適化するのに対し、"運転席の中"の解像度で設計しています。その価値が自分の営業に合うかどうかは、6〜7出番のフル機能検証で、十分に判断できます。
よくある質問
無料トライアル中に使えない機能はありますか?
ありません。有料プランと同じすべての機能を、制限なく利用できます。
トライアルが終わると、自動で課金されますか?
いいえ、自動では課金されません。14日を過ぎると一度使えなくなるだけで、料金は発生しません。続けたい方だけ、ご自身でプランを選んでご購入ください。購入後、さらに3日間は無料で使えます。
出庫前に何を確認すればいいですか?
AIアドバイス→1週間需要予測→インフォメーション(イベント・バスタ・羽田)→街の需要→メニュー(高級店ON/OFF・残業の濃さ・ホームタウン)。この5分の習慣が、出番の設計図になります。
自分のスタイルに合わせて使えますか?
使えます。昼型は街の需要・残業・ホテル、夜型は繁華街ピン・高級店・終電・運休、ロング狙いは高級店・羽田ロング・バスタ、回転狙いは羽田便数・街の需要・閉店ピン、と機能の重心を変えて検証できます。
このガイドの機能は今のバージョンで使えますか?
街の需要・残業需要マップ・ホテル需要・運行情報(駅の赤ピン)は Version 2(iOS版 配信中・Android版は準備中)で搭載されています。Android版は準備中です。
正直なところ
クラスターサーチが示すのは需要の目安で、乗車や営収を保証するものではありません。読めるのは「お客様が出る側」だけで、その場の空車台数までは読めません。1出番の結果だけで判断せず、6〜7出番の傾向で見てください。外れた時に「なぜ外れたか」を現場の状況から読めるようになれば、それ自体がデータで営業する力になっています。
おわりに
14日間・全機能・自動課金なし——試すには十分な条件です。出庫前の5分から始めて、自分のスタイルで機能の重心を変えながら検証すれば、自分の営業に合うかどうかは、数字と実感の両方で判断できます。
クラスターサーチは App Store(iOS)で配信中です(Android版は準備中)。対応エリアは東京23区・武蔵野市・三鷹市(武三地区)、14日間の無料トライアルは全機能を利用できます。操作の詳細は公式ヘルプにまとめています。
本記事は、現役タクシードライバーの営業経験に基づく解説です。無料トライアルの条件・価格は記事公開時点のものです。街の需要・残業需要マップ・ホテル需要・運行情報は Version 2(iOS版 配信中・Android版は準備中)で搭載されます。需要予測は目安であり、乗車・営収を保証するものではありません。